東京の墓石はすごい

東京にきて驚いたことがあります。私が住んでいるのは、特に人が多い地域なので、そのせいかもしれませんが、東京の人はお墓でお花見をすることがあるのですね。
もちろん、公園でお花見をするのが通例ですが、東京の公園はお花見の時期になると、歩けないくらい混雑することがあるのです。
当然、場所とりも大変です。春とはいっても、まだ夜は寒い時期です。
ビニールシートを敷いただけでは夜の冷たい地面に座っていると、とてもつらいですし、風がふくなか、皆がくるのを少人数でただ待っているというのもつらいです。
それに、いい場所をとれるとは限りません。むしろ、いい場所をとれるほうが稀です。
そういう東京のお花見事情もあってか、都心に住む人はいろいろな場所でお花見をするのですね。
道ばたに咲いている桜の下でお酒を飲んでいる方もいれば、学校を使ってお花見をする方もいます。
そういう流れで、東京では、お墓でお花見をする人がいるのです。
親戚や知り合いのお墓があるから、というわけでもないんですね。
本当に知らない人のお墓の前でお花見をするんです。
私が本当に、あっと驚いてしまったのは、お花見をしているおばさんが、おそらくは知らない人の墓石に荷物をかけていたことです。
確かに、墓石というのは清潔な感じがしますし、形も荷物かけにちょうどいいでしょう。
だからといって、荷物を置いてしまっていいわけではありません。地方からでて来たばかりの私は、本当に驚いてしまいました。
東京の墓石は、私の住んでいた田舎とは大きく異なっています。
私の田舎では、そこらへんの大きな石を墓石にしている節がありました。ひょっとすると、なにか縁があったり、買ってきた墓石かもしれませんが、一見だけでは、河原で拾ってきたようなごつごつとした石だと思ってしまいます。
それが東京の墓石を見てみると、もう考え方が180度かわってしまいました。東京の人の墓石は、どれも人に見せれるようなものなんですね。そこら辺の人が散歩中にぶらっと見たとしても、恥ずかしくないものばかりです。
有名人の墓は凝っていることが多いですし、立派な人の墓は墓石までも立派だったりして驚きます。
墓を見て回っているだけで楽しいくらいです。
墓の横に小さな水場を作っていて、小鳥が水を飲みにきていたり、土地柄もあってか霊園を歩き回ると、さまざまな有名人のお墓に出会うのですね。
私が墓石を買うときには、やはり立派なものが欲しいです。人が見て喜んでくれるようなものを選ぶつもりです。

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